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毎月1回フローリスにやって来て 手や爪のお手入れをしてくれるネイリストのMさん。
もう1年以上のお付き合いになるので
“固定客”のようになって この「マニキュアの日」を楽しみにして下さっている利用者の方もいらっしゃいます。
プロのネイリストさんなので モチロン内容はネイルサロンと同じ事が出来るのですが
皆さんが喜ばれるのは 綺麗になるコトと同時に、手を優しく触れて貰いながら その時間
楽しく御喋りで過ごすこと。
お洒落心も刺激しながら
お喋りの花も咲く!
女・冥利 満喫していただけます。
 
爪のお手入れだけでも良し、
好きなマニキュアの色を
選ぶのも良し、
手の癒しマッサージを
リクエストするも良し・・・
その時間・・・
その場所だけ・・・
少し普段の生活とは ちがった風が吹きます。
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by floris-care
| 2008-12-16 18:17
| イベント

玄関に飾ったポインセチア。昨年飾っていたモノを屋上に移植したところ こんなに大きくなりました。ポインセチアを赤く色づけるには 日照時間を1日8時間にコントロールし、後の時間は光を遮断しないといけないので、植栽担当のスタッフが 秋口からマメに日照時間をコントロールしてくれたのですが 少ししか赤くならず・・・。なかなか 花屋さんの店先にあるような状態にするのは ン~難しいデスネ 
「聖なる願い」という花言葉をもっているので “全ての人の願いが叶いますように”との想いも込めてX'MASシーズンに愛されているようです。
祝福の意味もあるので、結婚のお祝いにも適しているそうですヨ。鮮やかな燃えるような炎の赤から「私の心は燃えている」という情熱的な気持ちを表す花言葉もあります。
 HOLLY WISH (ゥイ~~シュ! )
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介護の必要な高齢者をかかえて施設をお捜しのご家族が フローリスにご相談を寄せられる時、プライマリーに電話やご来訪をお受けするのが 私達 事務方職員の仕事なのですが、初めて施設をお捜しの場合 「介護保険」を使って利用できる施設サービスが どのようなモノなのか不安に思っておられる方が多いようなので フローリスでは 必ず施設内のご見学をお薦めし 雰囲気やスタッフの業務の様子を見ていただきます。
それでも 長くて1時間足らずの時間では 施設での日常がどんな風に流れているかを 総て観て頂ける訳ではないので、高齢者介護の現場をイメージし易い 1冊の本をご紹介したいと思います。 特に高齢者施設について書かれた本では無く 基本的にはミステリー小説ですので 読書がお好きな方には 小説そのものも楽しみながら 少し高齢者施設の日常的な風景も解って頂ける作品ではないかと思います。

安楽病棟 (新潮文庫)
帚木 蓬生 / / 新潮社
先に お断りしておかなければならないのは・・・ 
この小説の舞台となっているのは 実はフローリスの様な「介護老人保健施設」ではなく
高齢者療養病床を持つ病院の療養病棟で、ストーリーの主人公達はそこに入院中の
患者さん・・・その多くが認知症患者です。 フローリスは在宅復帰の為の“リハビリ”施設なので その点では少し様子が違うのですが、作品中の介護の情景、介護士・看護師さんの日々奮闘ぶりは 殆どココに描かれているのと同様です。 個々の利用者に接する難しさ、日常的なケアの中での様々な工夫や試行・・・。小説の中に描かれる日常やチョットした“事件”は、フローリスのスタッフの業務の中にも 日々起こります。そんなところから 施設での生活が どのような風景であるか 充分イメージしていただけると思います。
著者・帚木 蓬生さんは医師でもあるので このような医療現場を舞台に エンターティメント性が高い中にもそこでの今日的問題提起を含めた作品を いくつか書いていらっしゃいます。
小説「安楽病棟」の根本的なテーマは“安楽死”ですが、“安楽死”が非か是かというような
エッジィな突き詰め方は一切前面には出てきません。 ただ 「超」が冠せられる程の高齢化社会で、医療技術が益々発達する中、歳を重ねると言うことを 改めて考えさせられると同時に 認知症を学ぶことの出来る“良い参考書”でもあります。
勿論 ミステリーとしてもナカナカの“極上”っぷりで読み応えがあるお薦めの1冊です。
そろそろ 炬燵なども恋しく感じる冬の夜長 、暖かい飲み物を傍らに 
アナタも “極上”のミステリー・・・いかがですか?
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“ホトトギス”と言うとまず鳥が思い浮かびますが、植物にもホトトギスと呼ばれる野草があります。( 「お茶花」として知られているようです )
今月の水彩画の時間は
このホトトギスを Tさんがモチーフに
持ってきて下さいました。
ホトトギスはユリ科、良ぉ~く見ると
小ぶりのユリっぽい形の小花です。
東アジアを中心に 19種類程の
ホトトギスが確認されているのですが
そのうちの10種類は日本固有種であると
推測されています。
とってもニッポニアな植物なのネ
ホトトギスの種の中には地域固有種が多く、
(つまりは 固有の環境でしか生育しない・・・のでしょうか)ひっそりと生息している健気な植物なのですが、土地開発の波に加えて その希少価値を巡って 園芸用の盗掘も多く。。。
ナント 今や19種の約半数が 絶滅危惧種として環境省のREDリストに上がっているそうです。 トホホ・・・です
興味のある方は → 環境省 生物多様性センター
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“秋分”です。涼しくなりました。
今日から昼夜の長さが逆転し イヨイヨ“秋の夜長”に突入
気持ち良い時節 「読書の秋」でもして・・・という向きに チョットお薦め。
昨日の「非食用事故米穀」の一件で ふと思い出しました。
天国はまだ遠く (新潮文庫)瀬尾 まいこ / / 新潮社
京都の宮津を舞台にした 少し切ない恋愛小説なのですが、この小説の中に出てくる宮津の自然 それと本当に上手に折り合って暮らす人達、そして何より 物語の舞台となる民宿「たむら」を切り盛りする青年の出す食事・・・当たり前の物を当たり前に「頂く」“地に足がついた”感が素敵です。しかも・・・とっても美味しそう! 小説としては設定や筋立てがチト甘めでは あるものの、
軽く読めて、妙に食べ物の印象が読後、心に残る1冊。
例の「事故米」騒ぎの対極にあるような・・・今 流行りの「LOHAS」なんてトレンドとも 少し違う・・・“まっとうな”お食事ってこういうことやナァ・・・当たり前のものをガッツリ食らふ。日本の食生活にある「品性」のようなものを感じた 「読書より食欲の秋」でアリマス。
11月には映画も公開になるので 小説に描かれた自然の風景と食べ物がどんな風に映像化されているかも楽しみです。 → 映画「天国はまだ遠く」公式サイト 綺麗なサイトです。
さて・・・フローリスの「食欲の秋」は・・・
9月23日は
お彼岸ですので 本来“ぼたもち”なのですが
← 今日のおやつは「田舎饅頭」
 通所リハの皆さんは 今週が「お誕生日会」なので日曜日に 入所の皆さんのお誕生日会に登場したのと同じ 《 栗とさつまいものケーキ 木苺のソース添え 》でした。
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by floris-care
| 2008-09-23 16:10
| 風景
旧暦8月15日の月が
“中秋の名月”です。
今年は 昨夜9月14日が
そのX-DAYで コンナお月様で
あったわけです・・・ガッ!
少し興醒めなことを言うと
実は 昨夜は満月ではありません。
正確な月齢でいうと満月は「今夜」です。
月の軌道がキッチリとした円ではないので、新月から満月までの日数って 実は不定。
平均約 14.76日で地球の周りを回っている計算になり、これは 旧暦15日周期の満ち欠けに対する月齢より0.76日分だけ長いので 多くの年において 実際の“中秋の名月”も
満月には旧暦15日より遅れガチとなるらしい。 1年間に12~13回この周期を繰り返すので、誤差が巡り巡ってピッタリ!辻褄の合う“中秋の名月”となる年もモチロンあります。
っと、マァ そんな堅いことはどうでもヨロシイがな。 
‥月は隈なきをのみ、見るものかは(「徒然草」第137段)・・・デスワ
十五夜お月見に お団子やお芋のお供えが定番であるのを見ても解るように
月の満ち欠けを愛でてお祭りするのは 収穫の秋に作物を供えてお月さんに感謝とご報告と来年もまた宜しゅうにお願いしマッサ!という農耕文化の「豊饒」に対する憧憬の表出。
何だか食糧の自給力も生産力も心もとなく、ファナティックな「安全・清潔」信者ではないのですが 口にする食品の“安全性”にも騙されがちな昨今、・・・ナンダこの そこはかとない
「足元揺らいでる」感は?! モトを糺せば なんちゃあない み~んな農耕民の出なのに。 政治だ経済だ以前の問題として・・・気がつけばこの国では 日々の個体維持も 危うく難しいデワないの・・・もっとチャント作ってチャント食べにゃ~ぁナァ・・・
今夜くらいはお月さん見ながら 食べる物に
作物といえども その命を頂いているお礼を言うのも ヨロシイのでは・・・。
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by floris-care
| 2008-09-15 10:22
| 風景
これは・・・???  
先週あった
大正琴のコンサートの合間に
楽器だけ撮らせていただいた
モノです。
今回 初めて
マジマジと
拝見したのですが・・・
どうやって
弾くのか  実は 少し三味線とか三線とか・・・の和・弦楽器に興味があって 手を染めたことがあるのですが、5線譜の楽譜で育った身には “和”系の楽譜(・・・しかも楽器によって其々タイプが違う・・・)に馴染めず 遭えなく挫折。 ウ~ン“和”系は難しいゾ!
演奏中に ガッツリ!拝見していると 左手でこの数字のボタンを押しつつ、右手のピックで弦を奏でる・・・つまり旋律は左手で コントロールされている ってコトかぁ。
白のボタンと茶色のボタンの 2段構えですが・・・ピアノの鍵盤とも配列違うし・・・
これが この謎の楽器・大正琴の 全貌であ~る
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by floris-care
| 2008-09-14 17:28
| 風景
残念ながら“歌を詠む”などという知恵にも余裕にも
縁が無い無作法者なので 詳しいワケではないのですが
俳句の世界で 鶏頭は秋の季語。
その強烈な色彩からか(そしてこのように漢字表記で「鶏頭」とくると)どうしても 真っ赤な鶏冠のニワトリを連想してしまうので 私は この植物には なんだか“獣の匂い・血の匂い”が漂う
狩猟民族的“闘う”イメージがあります。
儚いもの、滅び、移ろいゆくものの中に
それが故の美を見てとる日本人独特の美意識を鑑みると
この鶏頭という植物には、日本人に本来ない
「異境の渡来もの」的な面白さがある様な気がします。
「血の匂ふもののごとくに枯鶏頭」 鷹羽狩行
ン~・・・やはり そういうイメージで詠まれた句もあるンや。
事実、鶏頭という植物、太く強く・・・なかなか生命力旺盛。
「鶏頭の十四五本もありぬべし」 正岡子規
返って こういうサラッ・・・とした句の方が 鶏頭へのイメージ、意表を衝かれる感じです。
実は この子規の句をめぐっての「鶏頭論争」は
俳句界に於いて、最も有名な論争のひとつ(・・・であるらしい)
鶏頭の色ほど秋を感じさせるものはないのに、
この句には色彩感覚が欠如しているとの評があって
“凡句か名句か?”・・・が問われたようです。
若くから病床にあった子規が
庭先で勝ち誇ったように咲く鶏頭の
旺盛な生命力に心慰められたのか
その強烈な色彩と貪欲さに
自らの生の儚さを衝きつけられたのか・・・
正岡子規、命日は9月19日
奇しくも 鶏頭の花が咲く頃。
その時 享年34歳の歌詠みの目は
この鮮烈な色彩を捕らえていたのかナァ。
もうすぐ9月。鶏頭を詠んだ秋の句
こんなのも・・・いかがでしょう。
「ぽつぽつと痩せけいとうも月夜なり」 小林一茶
「秋風の 吹きのこしてや 鶏頭花」 与謝蕪村
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今日も夕立ち。雷雨が3日続きです。
夕立ち・雷・・・夏にはツキモノとはいえ
風情のある「夕立ち」も
昨今は「ゲリラ雨」・・・なんて物騒な名前をつけられて
「川遊び」もママならんし、下水道のメンテナンスも
“命がけ”のようだしなぁ・・・
温暖化ダなんだと騒がしい昨今のことを思うと
グダグダと話し合っても 遅々として進まぬco2の削減
もっと本気で考えにゃぁナー・・・
なんか こう・・・
ドラスティックに 環境への姿勢が変わる
(・・・変わらざるを得ない・・・)
経済の仕組みなり 制度なり・・・
無いのか?
おかげで 庭や植木への散水は
随分と 助かりますが・・・
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by floris-care
| 2008-08-07 15:27
| 風景
隔週火曜日お世話になったFM尼崎のスタジオです。
こちらは放送ブースの中・・・
放送中のことは何でも一人でこなしてしまうメインの麻生さんと CO-パーソナリティの山本さん。
楽しく ご一緒させていただいてます。


私はこんな感じの目線で お話しします。
ドッ素人なので 原稿毎回作っては行くのですが
原稿どおりに 喋れたことナンカ はっきり言うて
1回もありません・・・
出たとこ勝負への ふっきれ具合がいつも
ただ事ではありません。 (ワチャワチャ!)
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